アンプティサッカー「レオピン杯」が5/18-19開催
病気や事故で手足を失った人たちが松葉杖をついてプレーするアンプティサッカー。(株)エスエスケイ/hummel(ヒュンメル)が、2015年よりオフィシャルサプライヤーを務めるアンプティサッカー春の全国大会「レオピン杯」が、5月18日(土)-19日(日)に大阪市の鶴見緑地球技場で行われます。
アンプティサッカー春の全国大会
レオピン杯は、神奈川県川崎市で秋に行われる日本選手権と並ぶ、アンプティサッカーの全国大会で、大阪で唯一アンプティサッカーが見られる大会です。エスエスケイ/hummel は、第二回大会よりオフィシャルスポンサーを務めています。
昨秋にはメキシコでアンプティサッカーのワールドカップが開催され、日本代表は過去最高の10位に。今年1-3月には東日本4チームによるリーグ戦が行われ、強化と普及の両面での試みを実施しているアンプティサッカー。その好影響がチームにも及んでいます。
グループAはアフィーレ広島AFC、合同チーム:アシルビー千葉・北海道(バンブルビー千葉AFC+アシルスフィーダ北海道AFC)、FCアウボラーダの3チーム。グループBは、 ガネーシャ静岡AFC、FC九州バイラオール、関西セッチエストレーラス、合同チーム:FC-TSONE(TSA FC+FC ONETOP)の4チームと変則的なグループ分けに。
日本アンプティサッカー協会副理事長の杉野正幸氏に、チームごとにポイントを挙げてもらいました。「まず、グループAの広島は、選手権で単独チームとして初勝利を挙げ、チームに勢いがあります。千葉・北海道は、個人技に頼っていたサッカーをチームワークで乗り越えられるかが課題。アウボラーダ は、試合の中で修正する能力が高く、初の3連覇にも期待が持てます」
「グループBを見ると、静岡は、東日本リーグのような試合ができれば、上位進出も。九州は、代表でもスカウティングをし、昨秋の選手権制覇に貢献した野間口の分析がキーに。関西は川西、近藤の若手中心の攻撃に注目。TSA・ワントップは、平均年齢が高い分、低燃費サッカーを上手くやり、頭を使えば勝てるサッカーを披露してほしいです」
なお、試合は日本アンプティサッカー協会のyoutubeサイトで、後日配信します。
「第六回レオピン杯Copa Amputee」
日時:2018年5月18日(土)10:00~、5月19日(日)10:00~
会場:花博記念公園 鶴見緑地球技場
住所:大阪府鶴見区浜1-1-37
最寄駅:地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」下車南へ徒歩5分
電話:06-6915-4712
□大会初日(5/18)
10:00 開会式
11:00 静岡 vs 九州
11:50 関西 vs TSA・ONETOP
12:40 広島 vs 千葉・北海道
13:40 静岡 vs TSA・ONETOP
14:30 九州 vs 関西
15:20 広島 vs アウボラーダ
16:20 静岡 vs 関西
17:10 九州 vs TSA・ONETOP
18:00 千葉・北海道 vs アウボラーダ
□大会2日目(5/19)
10:00 5-7位順位決定戦
10:50 準決勝1
11:50 5-7位順位決定戦
12:40 準決勝2
13:40 5-7位順位決定戦
14:30 3位決定戦
15:30 決勝
16:45 表彰式・閉会式
アンプティサッカーとは
30年以上前にアメリカの負傷兵が松葉杖をついてプレーするサッカーを、リハビリテーションとして始めたのが競技のきっかけ。フィールドプレイヤーは下肢の切断者で、日常生活でも使われる松葉杖(ロフストランド・クラッチ)をついてプレーし、GKは主に上肢を切断しており、片腕でプレー。フィールドプレイヤー6名とGK1名の7人制サッカー。日本には2010年に導入され、日本代表は2018年メキシコワールドカップで過去最高の10位を記録するなど、近年実力を伸ばしている。
【日本アンプティーサッカー協会ウェブサイト】