愛媛でキャッチボールクラシック全国大会!
少年野球をがんばる家族を応援しようと、取り組みを進めているSSKでは、日本プロ野球選手会が振興しているキャッチボールクラシック(以後、CCB)を2015年より応援しています。2019年の全国大会は、12月7日、愛媛県西条市東予運動公園で実施されました。
福島から始まったキャッチボール競技
CBCは、2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけで始まった競技。放射性物質の拡散により屋外での活動制限が行われ、野球ができなくなった子どもたちの笑顔のために、福島県の中学校の先生たちが、プロ野球選手会とともにスタートさせました。
CBCは9名1チーム、7m離れて5名と4名に別れた2グループで行います。ボールを投げると列の最後尾に移動するため、常にキャッチボールをする相手が変わります。ボールを投げる相手の身長や利き腕、技術力も変わることで、どんなボールを投げればいいかが毎回変わり、判断力を養うことにも繋がります。
キャッチボールから始まる輪を広げる
CCBは、年々予選会も活性化し、2019年度は全国各地で野球・ソフトボール含めて41回開催されました。愛媛で開催された全国大会に集まったのは、小学生44チーム、中学生19チーム。プロ野球選手会のイベント「ベースボールクリスマス」のプレイベントとして実施され、現役の11選手が見守る中、小学生は愛知県の今川ビクトリーが114回で、中学生は石川県の高松中学校が131回で優勝。高松中は、2017年の女子ソフトボール部に続いての優勝となりました。
SSKでは、野球の楽しさの原点であるキャッチボールを切り口に野球に親しんでもらおうと考え、2015年より、CBCを応援。相手が捕りやすく、次に繋がるプレーをするというキャッチボールの重要さを小中学生に伝え、野球の基本であるキャッチボールから始まる輪を広げています。