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2年ぶりの春中ハンド、男子は氷見北部、女子は東久留米西が優勝!

326日から29日まで、富山県氷見市で第16回春の全国中学生ハンドボール選手権大会が開催された。43都道府県から男子45チームと42都道府県から女子44チームが日本一を争い、男子は地元富山県の氷見北部が、女子は東京都の東久留米西が優勝。エスエスケイ/ヒュンメルは、大会のオフィシャルパートナーとして、優勝の2チームにオリジナルユニフォームの贈呈を行った。

感染対策をとって開催した春中ハンド

春の全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)は、毎年3月に富山県氷見市で開催される中学生の部活動とクラブチームが日本一を争う全国大会。エスエスケイ/ヒュンメルは、2016年からの5年間に続き、2026年までの大会オフィシャルパートナー契約を更新。今大会は、記念グッズや優勝チームへのオリジナルワッペン入りユニフォームの贈呈などを行った。

2年ぶりとなった大会は、コロナ禍で予選が行えなかったなどの理由で参加チームが減少したものの、男子45チーム、女子44チームの選手が、2年分の熱さを感じさせるプレーを繰り広げた。

感染防止のため、全チームが集う開会式は行わず、応援はチームの保護者など各チーム30名までと制限。また、入場時の消毒や検温の徹底、ハーフタイム時の換気などの対策がとられた。

 

◾️未来JAPANを目指して

最終日は準決勝、決勝の男女各2試合が行われ、女子は東久留米西が30-21で大阪貝塚ジュニアをくだして2回目の優勝。男子は地元の氷見北部が土浦第三を延長戦の末27-25で破り、初優勝を飾った。

選手に話を聞いていると、「先輩たちは、昨年コロナで大会がなくなり、悔しい思いをした。今年、大会があることに感謝して、楽しみながらプレーした」という声が複数あった。

 

その想いを苦しい中でも貫けたのが、地元の氷見北部だったように思う。試合後にキャプテンの円戸研次郎(えんどけんじろう)さんは、「チームで盛り上がって、楽しくプレーができた。氷見北部中、初めての優勝。先輩たちにも自慢したい」と喜びの報告ができることに。

 

閉会式では、氷見の特産品である出世魚のブリ(コズクラフクラギガントブリ)にちなみ、男女各7名に優秀選手賞フクラギ7が贈られた。氷見市実行委員会会長も務める林正之市長は、「フクラギが成長してブリになるように、世界で戦う選手がこの中から現れてくれたらと思います」と未来の彗星JAPAN &おりひめJAPANを期待し、2年ぶりに行われた春中ハンドは幕を閉じた。

第16回春の全国中学生選手権大会

期間:2021年3月26日~3月29日
場所:氷見市ふれあいスポーツセンター、富山県立氷見高等学校第一体育館、氷見市立南部中学校体育館
主催:(公財)日本ハンドボール協会
春の全国中学生ハンドボール選手権大会オフィシャルサイト:http://haruhand.net/