Sports Co-Creation

阪神タイガース、梅野&北條選手による野球教室を開催!

少年野球をがんばる家族を応援しようと、取り組みを進めているSSKでは、現役プロ野球選手による野球教室を3年ぶりに開催。阪神タイガースの梅野隆太郎選手と北條史也選手が講師を務めました。

■現役プロ選手による野球教室

2022年12月17日、SSK指定管理施設である大阪府摂津市の青少年運動広場で約60名の子どもたちを対象に、阪神タイガースの梅野隆太郎選手と北條史也選手が講師として登場。

これまでの野球教室は、野球経験者を対象にすることが多かったのですが、今回は、野球を始めるきっかけづくりの意味合いも込めて、未経験者も交えて実施。経験者は選手からのアドバイスをもらい、技術の向上に。未経験者には野球の楽しさを体験し、まずは興味を持ってもらい、野球を始めるきっかけにしてもらうように、と2つの目的を持った新しい野球教室として開催。

守備や打撃、バッテリー練習に加えて、今回、SSKが一般社団法人日本プロ野球選手会と協働で推進しているキャッチボールクラシック(CBC)を実施。1チーム9名が2分間でのキャッチボールの回数を競うゲーム感覚の競技で、野球の基本となるキャッチボールの重要性を伝え、優勝チームは、梅野&北條選手と対戦も。また、未経験者は柔らかいボールを使っての捕球、送球を行いました。

■それぞれの夢に向かって

キャッチボールでは北條選手が、「ボールがどこにきても対応できるように準備しておくこと」とし、投げる際には、「スピードよりもコントロール重視。自己中心的な送球ではなく、相手が確実に捕球しやすいところを狙って送球しましょう。コンビネーションを忘れずに」と助言。

梅野選手はバッテリー練習で、「背筋を伸ばして前を向き、ミットは体に近いところで構えコントロールしやすいように」と、キャッチャーに実践的なアドバイス。打撃練習では、「あまりゴロを打とうと考えすぎないように。ボールの中心から少し下を狙う感じで強いスイングを心掛け、北條選手のように遠くに飛ばせるように頑張ってください」とロングティ打撃の実演で、快打を飛ばした北條選手を目指し、がんばってほしいと語りました。

閉会式で、北條選手は、「今回久しぶりに野球教室に参加し、野球を始めた頃を思い出しました。初心に帰って自分自身を見つめ直し、来シーズン頑張りたい」と抱負を述べると、梅野選手は、「それぞれの夢に向かって努力してほしい。また成長した姿で会えることを楽しみにしています」と語りかけました。