スポーツ系企業合同説明会アスカチ、「スポーツで社会に関わる面白さ」

株式会社エスエスケイは、2026年卒業予定の学生を対象とした、スポーツ系企業の合同説明会「アスカチ2026」を3月中旬に大阪と東京で開催。約200名が参加し、満足度95%と学生にとって充実した時間をつくることができました。なお、エスエスケイの2026年度新卒採用は、4月13日までエントリーを受け付けています。

遣り甲斐と学びのある職場

今年で4回目となるスポーツ系企業の合同企業説明会「アスカチ2026」は、スポーツクラブやメーカー、施設など、同じスポーツ業界でも異なる企業が集まった説明会。大阪会場には10社、東京会場には11社がブースを設置し、30分の説明会を5回実施。学生は興味のある5社のブースを順番に回りました。

今回初めての参加となった大阪ブルテオンは、数多くの日本代表選手を抱えるSVリーグのトップクラブ。「日本代表であってもスタメンで出られない状況で、選手はもちろんスタッフも世界を目指す価値を共有している。年齢が半分のような若い選手であっても志が高く、自分も上がっていきたいという気持ちになれるし、この人たちのためにがんばろうとも思える。一緒にいる価値を感じるし、学びがある」と、仕事の遣り甲斐についても紹介しました。

同じく、初参加の瀧本株式会社は、「営業とデザイン部署などがひとつになって、学生服を学校に提案します。チーム戦で学校に選んでもらう」とし、学校のブランディングとしても重要な役割を担う学生服をつくりだす面白さを説明。担当者は、「スポーツ系企業を志望する学生たちは熱量が高く、制服や体操服という馴染みがありながら、限られた時期だけに着られる特別なアイテムをつくる面白さの一端でも感じてもらえたらよかったです」と話しました。

昨年アスカチを経て内定者がいる、スポーツイベントを事業とする株式会社セレスポは、「スポーツイベントにも、どのように関わりたいか、で入る会社が異なります。また、イベントを通して何が叶えられるのか、社会にどんなインパクトをもたらすことができるかを考えることも大事。セレスポでは、『イベントにおけるLGBTQ+ハンドブック』を昨年リリースしました。イベント会場におけるバリアフリーで、身体障がいや高齢者に続いて、必要とされることだと思い、今後のイベント業界で役立てられるものを、と無料でダウンロードできるようにしています」と必要とされることが時代によって変わっていると話します。

フランクに話せる懇親会が好評

イベント実施後のアンケート(N=208, n=180)では、4段階評価で大変満足とやや満足と答えた回答が合わせて95%を超えました。毎年このイベントから10名以上の内定者が出ているという実績から、参加企業も増加。スポーツ業界を一度に多面的にみられる機会ということで、企業からも学生からも好評を得ており、今回もその傾向が続いている結果になりました。

昨年初めて行った懇親会はフランクな場で企業担当者と直接コミュニケーションが取れると好評。参加した学生からは、「懇親会はオンライン説明会ではできないことで、企業の方とたくさん話ができ、新しく知ったことが多くあった」、「懇親会があったことで、個人的に仕事に対して聞きたいことが聞けました」などとの声があがりました。

企業でイベントや人事担当者以外の懇親会への参加もあり、ガンバ大阪からは執行役員の伊藤慎次さんが来場。「サッカー選手になるわけじゃないから、プレーの経験やサッカーの知識はなくていい。ガンバも今新卒採用はないのですが、プロスポーツクラブは定期採用じゃないけど、補充はある。アンテナを張って情報感度を強くしておくこと、ボランティアやアルバイトでスポーツ業界に関わってみること、やりたいことを言い続けることが大事」などとアドバイスを送りました。

エスエスケイへのエントリーは4/13まで

学生からは、「今回初めて知った会社に興味を持つことができた」、「様々な企業があり、スポーツへの関わり方も多様だと気づくことができた」、「スポーツ企業と考えて参加したが、一般企業の説明を聞くことで必要なものが分かりました」など、合同企業説明会ならではの感想が多く届きました。

また、「体育学生ではない私でも参加しやすい合同説明会は本当にありがたい」や「新卒採用のない企業の話を聞くことができる機会はほとんどないと思うので、貴重な経験ができた」など、アスカチならではのポイントをポジティブにとらえた声もあがりました。

なお、株式会社エスエスケイの2026年度新卒採用は、4月13日までエントリーを受け付け中。エスエスケイの人事担当者は、「エスエスケイは、SSK野球やヒュンメルというメーカーとして志望する学生が多いのですが、卸部門や指定管理、今回のアスカチイベントを取り仕切ったリレーションズ、またイベント部門など、スポーツに関連した業務が多岐にわたります。その根幹にあるのは、『スポーツで人を、社会を元気に』という気持ち。スポーツの楽しさを広げ、スポーツで社会を元気にしていく取り組みを、共に行ってくれる学生に来てもらいたいですね」と話しました。